塩中:日下院長の今後の目標は何でしょうか。
日下院長:自分が施術者として働いているうちに、子供のなりたい職業ランキング10位以内に柔道整復師・鍼灸師をランクインさせることです。
そのために、まずは認知度を上げなければいけないと考えています。今はSNSを使ったり、2020年の東京オリンピックで施術者が活躍できないかなと考えています。多くの人に知ってもらい、需要を上げて患者さんが来院されたら施術をする。そして、患者さんの身体の悩みが解消されていけば、また認知度が増える、という流れになると思うんです。
この職業は、大阪での認知度は高い方だと思いますが、他県ではまだまだ知られていないと感じています。ランキング10位以内に入るためには、子供たちにこの職業を知ってもらわないといけないので、まずお父さん・お母さん方に広めていきたいですね。
塩中:素晴らしい目標ですね。もうすでに何か取り組んでおられますか。
日下院長:院長になって、情報収集は特に意識するようになりましたね。セミナーに参加したり、そこで知り合った先生にいろいろ質問させてもらっています。自分から行動しないと誰も寄ってきませんし、自分も成長できません。いざという時、自分を助けてくれる人を増やすと言う意味でも、人との繋がりを作っていくのは大事だと思います。
また、この業界以外のことも知っておくようにしています。本やニュースで今何が流行っているのかをチェックしたり、人材教育のセミナーにも行きます。他業種の方も参加されているセミナーもあり、他業界ではこんなことをしてるのか、と学ばせてもらっています。